赤ちゃんの睡眠時間は月齢によって大きく変わります。新生児期から幼児期にかけて、睡眠のパターンは次第に整っていきますが、個々の赤ちゃんによっても異なることがあります。ここでは、月齢別に一般的な睡眠時間について説明します。
新生児(0〜1ヶ月) 新生児は1日16〜20時間ほど眠りますが、その睡眠は2〜4時間ごとに細切れで起こります。これは授乳のためであり、昼夜の区別がまだついていません。
1〜3ヶ月 この時期も1日14〜17時間ほどの睡眠が必要ですが、夜間に少し長く眠れるようになってきます。昼と夜の区別がつき始める頃です。
3〜6ヶ月 この頃には1日12〜15時間の睡眠が一般的です。夜間の睡眠がまとまって取れるようになり、昼寝も2〜3回程度に落ち着いてきます。
6〜12ヶ月 赤ちゃんは1日11〜14時間の睡眠を取ります。夜間に連続して6〜8時間寝ることが多くなり、昼寝は2回程度に減少します。
12ヶ月以降 1歳を過ぎると、1日10〜13時間の睡眠が標準となります。昼寝は1〜2回になりますが、夜間の睡眠はしっかり取れるようになってきます。
赤ちゃんの睡眠パターンは発達とともに変化します。十分な睡眠を確保することは、赤ちゃんの健康と発育にとって非常に重要です。各月齢に合った睡眠環境とリズムを整えることで、より良い睡眠習慣を築いていくことができます。